たごさく 四季のたより
山和食品株式会社が店舗展開する、 四季を味わう「たごさく」、おこわの里「たもかみ」、釜揚げいなり「釜旬」、おむすび専門店「しゃれむすび」などの 情報やこだわり食材を紹介するブログです。
201710<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201712
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
あけましておめでとうございます
今年の三が日は、やや寒さが厳しく感じられましたが、好天に恵まれました。
みなさまも、お元気で新年をお迎えくださったことと、お慶び申し上げます。
今年の正月の特徴は、盛り場の混雑はそれ程でもなく、和服を着た女性の姿は少なめでした。それにくらべて、インターネットなどでも紹介されましたように、神社仏閣に参拝する人は例年よりずっと多かったようです。いつもは参拝客がちらほらだったローカルな町の神社も、参拝者が外まであふれていたとのことです。
今年は一昨年の秋まで社屋として使っていた建物の屋上に上ると、三が日はことにくっきりと雪を被った富士山の姿が拝めました。少年時代、まだ空気がいまより澄んでいたころ、東京と埼玉の境を流れる荒川にかかった橋の上から、晴れた日は毎日のように富士山が見られました。そこに揺るがないものがある。まるで父親を見るような安心感を、その姿に感じたものです。
富士山といえば、当社の本社のある川口市の名家(大熊家)の蔵から、横山大観富士山の肉筆画が多く見つかったそうです。この作品はすべて埼玉県の美術館に寄贈され、今年一般公開されるとのことで、その際は是非拝見したいと思っています。
よくわからないことをいうのは僭越ですが、横山大観富士山の絵を多く描いたのは、日本が戦争から敗戦へと、大変な時代を過ごした時期でした。富士を描くことで、画家はこの国について何かを考え続けたのでしょう。
戦争中に日本を爆撃に来たアメリカのB29は、夜目にもはっきり分るその山容を目印に、爆撃目標の都市を測定したそうで、ある意味では日本にとって目立ちすぎる存在でしたが、その後、外地から祖国に帰ってくる兵士たちは、船から富士の姿を眺めて「ああ、やっと故国に帰ってきた」と感涙を浮かべて眺めたそうです。     
神社仏閣に集まる人の姿に対して、原油価格の高騰、インフレ懸念、株価の下落、政情不安定、こうした人々の不安をかき立てる要素に対する、苦しい時の神頼みだと、うがって解釈するより、人間はどんなときでも決して変らないものを求めている、いまは真摯(しんし)に、地味でもいいからまことのものを求めている、いまはそういう思いが深まった時代だと考えたいのです。
2008年がどういう年になるか、神ならぬ身にはわかりようがありません。しかし、一年を漢字一文字で表せば「偽」だと、こともなげに言われた昨年に比べて「真」を目指す年にしたいと考えています。
わたくしどもの仕事は、ささやかな弁当や寿司をつくって、みなさまに召し上がっていただく仕事ですが、どんな小さな商品でも、「ああ、これはほんものだ」といってご賞味いただける商品をつくることに、社員一同一丸となって努力してまいる所存でございます。
どうか、本年も変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

平成20年 正月
2008.富士山

代表取締役 馬塲祥宏
スポンサーサイト
copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。